薫古知新 — 講座開講のお知らせ

今月から実は2つの講座を新たに開講します!

公式LINEで告知しましたが、予想よりはるかに早く満席となりましたので、事後報告ですがご紹介します。

「薫古知新」講座

香道と出会い、長い年月をかけて学び、そして伝える立場になって気づいたことがあります。

香道には、教科書に載らない部分がある。

体系化された稽古の中では、どうしても「伝えきれないこと」が生まれます。

流儀の作法、香木の知識、組香の読み解き方——そうした表の世界と並走するように、香の歴史の深み、素材の哲学、香を創ることの意味、そして香と人の氣との関係。

これらは、既存の講座の枠の中では、なかなか十分に語れないものでした。

「薫古知新」は、そのような私の気持ちを伝えるために生まれた講座です。

古きを薫り、新しきを知る。

温故知新という言葉を、香道の世界に引き寄せてこの名をつけちゃいました(笑)

過去の叡智を丁寧に辿りながら、今の時代に香とどう向き合うかを、ともに探っていく場です。

香道の稽古体験・香り創り・解説講座。これらをあえてランダムに展開します。

決まった順番も、決まった正解もありません。

その月ごとに、香と向き合い、感じ、考える。

その積み重ねが、香りが大好きな皆さまそれぞれの「香の眼」を育てていくと信じています。

藤乃香 薫紫庵がこの講座に込めた願いは、ひとつです。

香道を「習う」から「識る」へ。

作法を稽古で身につけることは、香道への大切な入口です。でもその先に、香の世界はまだ広大に広がっています。それをずっと感じてきました。

例えば・・・

歴史の中で人々が香に何を見出してきたか

素材がどのように旅をして日本に辿り着いたか

香を創るとはどういう行為なのか

そして、香が人の心と体にどう働きかけるのか

香炉そのものの成り立ちや扱い方を、もう少し丁寧に知りたい

他の和の伝統芸道と香道が深いところで通じ合っている、その接点を辿ってみたい

普段の稽古ではなかなか語られない、香道の「もう一つの顔」に触れてみたい・・・・・

私が今まで感じていたこのような想いを解明したり、意見交換したり、

そんな好奇心の塊のひと時を、この講座では大切にしたいと思っています。

定員は6名。

少人数だからこそ、その場でしか生まれない対話があります。

毎月の積み重ねの中で、受講者それぞれの香への眼差しが深まっていく・・・そのプロセスを、私自身も楽しみにしています。

ご自身の香道をもう一段、深めたいと感じている方へ。

既存の枠には収まらない、香との新しい出会いを求めている方へ。

この場が、その一歩になれば幸いです。


開講期間 2026年6月〜2027年3月(全10ヶ月)

 *継続延長の可能性あり

受講料 月額 ¥12,600 (受講料・諸経費・材料費込み)

 *材料費の実費ご負担をお願いする場合があります

定員 6名(満席)

会場 銀座教室

とても個性豊かなメンバーになりそうで、ワクワクしてしまっています♪

どうぞお手柔らかにお願いしますね!

この記事を書いた人

高野 香聖のアバター 高野 香聖 香道直心流 師範 

香道直心流師範 着物着つけ技能士 書道家 占術鑑定士

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