香道では、お稽古を始めることを決めたら、
お道具を求めていただくことが多くあります。
最初の出費ですね(^_^;)
織部焼の香炉、火取香炉などをはじめ、火道具などを一揃え。
最低限必要なものから「自分のもの」として、
愛着を持ってもらいたいためかもしれません。
その保管方法や、お手入れ、持ち運ぶバックにまで、
皆様さまざまで素敵な工夫をされていて、はっと見惚れてしまいます。
そして副師範になる前くらいまで、
そのままずっと同じ織部の香炉を使います。
その後、お名前をいただく頃、副師範になるくらいに、
青磁の香炉を求めます。
こちらは正直、痛い出費というものではあります。
でも、やはり青磁の香炉で自分で香を炷てると、
ここまで来れた喜びと、
ピンっと背筋に走る緊張とで、
じわぁっと嬉しさがこみあげてくるものです。
それ以外では・・
銀葉畳紙の種類をふやしたくなったり、
銀葉が壊れたり、等々、追加購入はありますが、
お道具に関してはそのくらいでしょうか。
あとは、香木。
お稽古の時に新しいものを1炷使います。
華道なら花代、茶道ならお菓子、といったところでしょうか。
まるで【きえもの】ですね。
もちろん普段お稽古で使う香木と、香席で炷たく名前のある香木では、
お値段は変わってきます。
香道体験会では名前のある香木をつかいます~~♪
つまり、
お道具の量もかさばらない。
お道具の費用や、進級の費用も、手が届く範囲で師範までこれました。
もしかしたら・・・
長く続くお稽古なのに、リーズナブルといっても過言ではないかもしれません?
海外で香席を担った時でも、香炉などはもちろん機内に貴重品持ち込みしますが、
お道具を一揃い持って行っても大きな荷物になることはありませんでした。
私はむしろ、海外赴任される方にこそ、この香道を現地でご紹介してほしいくらい、
効果的に日本文化を表現できるものであると思っています。
(つまり、香道が好きってことです(*^^)v)
香道でお道具代がどのくらいかかるのかわからずに、
悩んでこの道に入ることをためらわれている方へのお話でした。
少し勇気を出して秋からお稽古してみませんか?
お問い合わせはお気軽に♪
お待ちしています!
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