夏の疲れを香りで癒し

夏の疲れを香りで癒せるのだとしたら?

〜やさしい香りの楽しみ方〜


暑さの盛りを過ぎても、なお蒸し暑い日が続きます。

強い日差しや冷房による体の冷え、寝苦しい夜の睡眠不足など……。
そして発汗による不快も。

気がつけば、心も体も「夏の疲れ」を抱えている方が多いのではないでしょうか。

そんな時におすすめしたいのが

香りを通じて心を整えること

古来から香りを深く聞くことで心身の調和を図り、四季の移ろいを味わってきました。
『源氏物語』の時代では、薫物や沈香が人々の暮らしに寄り添い、心を癒してきたのです。

では、夏の疲れに寄り添う香りとは?

夏の終わり。
深い落ち着きを与える香りや、
爽やかに気分を整えてくれる香り。
このような香りが心地よく感じられると思いませんか?

・沈香&白檀
古来より珍重されてきた香木。
香席や聞香でゆったりとした香木の香りを聞くときは、呼吸を自然に深くしてくれ、心を静めます。
夏の余韻を鎮め、
そして秋を迎える準備にふさわしい香りです。

龍脳
スーッと冴え渡る清涼感のある、”あの”香り!
頭をすっきりさせ、気分を切り替えたいときに役立ちます。
平安の時代から、防虫や清めの香りとしても用いられてきました。

どうやって使えばよいの?
匂袋と文香で持ち歩く
 持ち歩ける小さな香りの世界。
 懐やバッグ、名刺入れなどに忍ばせておくと、ふとした瞬間に漂う香りが気持ちを和らげてくれます。
 平安貴族の間では衣装に焚きしめた薫物が流行しましたが、現代では匂袋がその名残を伝えていますね。

暮らしの中での楽しみ方はどうするの?

• 夜のお休み前に
 一炷のお香を焚き、静かに香りを感じると、心がゆるみ自然に眠りにつけます

• 昼のひとときに
 聞香のように短い時間でも、香りだけ意識を向けると不思議と頭と心が整います

 匂い袋を仕事場の引き出しやポケットに忍ばせておき、心が乱れたら一緒に深呼吸でも!

• 日常に香りを連れて
 匂袋を持ち歩き、生活の中でふっと香りに出会う瞬間を楽しむ。
 それは、ちょっとした心の贅沢ですよ!



香りとともに秋を迎える

夏の疲れを残したままでは、秋口に体調を崩しやすくなります。
冷房の冷えで身体のバランスも崩れると、冬の寒さに耐えられなくなり、風邪などひきやすくなるといわれています。
手首・足首・そして首を冷やしていませんか?

冷やしすぎないように、布を一枚纏ってあげると良いのですが・・。

香りを日々の暮らしに取り入れること。

それは古来から続く
……心をととのえる知恵……

香を聞きながら、
季節の移ろいに心を寄せる。

そうすれば次の季節を健やかに迎えることができるかもしれませんね。


まだまだ秋を迎えるには時間がかかりそう…。
暑くて疲れが溜まっていても、
もうすぐ、あと少し、で秋は来ます!

(早く来てーー!・心の声)

その時に、シャンとして楽しめるように、

自分を癒しながら過ごしていけると良いですね!


9月の香席は「初秋香」
🎃🍁🍄🌰

言葉と香りで、
秋の気配を先取りしていきますよ!

この記事を書いた人

高野 香聖のアバター 高野 香聖 香道直心流 師範 

香道直心流師範 着物着つけ技能士 書道家 占術鑑定士

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