９月第一水曜日。
この日は第３水曜午前のクラスの振替稽古をしました。
「香Salon～浄～」
こちらは香道のお手前をお稽古せず、香道を楽しむクラスです。
普段は香道の歴史や関連する出来事・文学などをご紹介しています。
そして講義の後に香木や薫物を炷いて「良い香り」で締めてお開きとします。
ただ、今回はいきなりお香席を行いました。
この講義も４回目ですので、「香道のクラスを受講しているのに、香席を体験させずにいられますか！」っていう私の勝手な思い込みでいきなり予定変更しました。
（心の準備をさせてあげられなくてごめんなさい・・・）
急遽思い立ったのにはもう一つ理由がありました。
それは８/8～9/７までを「初秋」と呼ぶので、その時期ならではの「初秋香」を楽しんでいただきたかったから！
講義の最初にお伝えしたところ、
「え～っ？？？！！！」
となった可愛いマダムなお二人。
香炉の持ち方、聞き方、申し送り、今回の香席のルール、答えの書き方・・・
一気にたくさんのことをお伝えしたのでかなり大変でしたよね？
そして、香木を数種類聞き、それを当てにいく難しさを
「ほほほ・・・」
と、笑ってやりすごしていらしたのが素敵でした♪
マダムたちを見ていると、香道の奥深さをもっと知っていただきたいという想いにかられます。
資源のある香木を使っての稽古ですから周知しすぎることができないもどかしさ。
でも、こんな素敵なお稽古が、芸道があるのだという誇らしさ。
言葉にできない想いとともに、今日も香りに酔いしれる私です。。。
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