お稽古始めて８か月。

とてもパワーを持っているAさんのお稽古のお話です。

彼女は　伝統芸道　の道に入ったのが香道が初めてですので、

なにもかも知らないことばかり。。。

それでも、お稽古を始めて半年も過ぎる頃になると、

準備の段階では、お盆の上にお道具をきちんと置けるようになる。

まだまだぎこちなく、正しいとは言えないお手前だけど、

お手前の順番がわかってきたようでもある。

ただ、ほんと、ぎこちなくて、ハラハラすることもあるのです。

でも、

何度も何度も失敗しながらも自分の体に覚えさせると、

さらっとできるようになった方より、

地に足がついた成果が出てくると思います。

そしてそれを信じています。

実は私がサラッとできてしまうタイプでして、その分、定着が疎かになりやすくていざという時に失敗しがちでした。

その実体験も含めてのことです。

失敗は成功の基！まさにそれですね。

その成果が出てくるまで、本当に時間はかかるかもしれませんけど、

最近では、そのお手前の良し悪しを自分でも判断できるようになっていますので、

兆しは見え始めているということでしょう！

しかし、そういう部分を丁寧に、楽しく、わかりやすく、

何度も何度もお伝えしてお弟子さんたちの形を作る手助けができるのは、

実は素直に私も嬉しいのです。

目に見えてできるようになっていく様が楽しい。

彼女たちが　できた！と笑顔になるのが嬉しい！

私自身も習ってきたことを正確に伝えなくてはならないという責任感とともに、

成長させてもらっています。

ありがたい日々です。

感謝！感謝！

丁寧に、何度でも、わかりやすくお稽古します。

一緒に香道をたしなんでみませんか？